投稿詳細
ある日、キリトは泉に剣をうっかり落としてしまう。泉の底を上からのぞき込むと底が見えず、どうしたものか頭を悩ませていた。
キリト「迂闊だった…はぁ〜…どうするか…」
潜って取りに行くか考えていた所、突然、泉がブクブクと泡立ち始める。泡は次第に盛んになり…。
(ザッパ〜ン!)
水飛沫が弾ける大きな音とともに、泉の中から『泉の精霊』が現れた。
泉の精霊「私は泉の精霊。そなたが落とした剣は青の剣か?紫の剣か?」
突然の出来事にキリトは、しばらくあっけにとられていた。
泉の精霊「……私は泉の精霊。そなたが…」
キリト「ぃゃ…ちょっと待ってくれ…あんた何者だ?」
泉の精霊「私は泉の精霊。そなた…」
キリト「ぃゃぃゃ…どう見ても…おっさんだょな?」
泉の精霊「……私は泉の精…」
キリト「それに、青とか紫の剣とか全然違うんだけど?形も違うし…」
泉の精霊「……そなたが落としたのは…」
キリト「ぃゃ、だから、そんな剣じゃないって。泉の精霊って…もっとこぅ、大人の優しそうな女の人とかが定番じゃないの?」
泉の精霊「……青の…」
キリト「ぃゃぃゃぃゃ…おかしいでしょ?おっさんが泉の精霊って…恥ずかしく…」

2025/1/31 22:49
5