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ダンディ〜おじさん1🐱
遙かなるダンディ〜カフェへ向かう道中、ゴブリンの襲撃を受け立ち向かう。
シルフィ「こいつら、数が多くてきりがないよ…」
ロキシー「ゴブリンは火を嫌います。私の火聖級魔法で!」
ロキシーの放つ炎の球をゴブリン達はかろうじてかわしていく。
おじさん「それは…ダンディ〜じゃないね〜」
ロキシー「は!?こんな時に何を言ってるんですか!?」
キリト(でた!ダンディ〜…)
おじさん「当たらなきゃダンディ〜とは言えないなぁ」
ロキシー「くっ…あれさえ食べなければ…」
ロキシーは先日狩った魔物の刺身を食べて以降、数日経った今も体調が回復していなかった。苦虫をかみつぶしたように悔しそうな表情を浮かべる。戦いの最中に、そんな会話をかわしている中でも、ゴブリン達の攻撃の手が緩む事は無い。シルフィとキリトの攻撃を掻い潜り、数匹のゴブリンがロキシーへと襲いかかってくる。
おじさん「まったく…先生が話している時は…静かにしているよ〜に!と…学校で教わらなかったのかぁあ〜!!」
おじさんの怒号とともに掌から放たれた光を浴びたゴブリン達は、瞬く間に戦意喪失しはじめ、大人しくなった。
シルフィ「!!?なっ、何をしたの!?」
おじさんは長い髪をゆっくりと片手で掻き上げ、垂れる前髪の隙間から虚ろな目でゴブリンを見やる。
おじさん「フッ…なんて事は無い。やつらの記憶を…消しただけさ」
キリト(ダッ!ダンディ〜だ!!)

2025/3/18 16:32
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