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【レビュー】異世界プロレスラーの奮闘記
4.0
流血表現:無
体部欠損表現:無
性的表現:大
※低い方から「無・極小・小・中・大・極大」
【あらすじ】
筋骨隆々な覆面プロレスラー「ケモナーマスク」こと柴田源蔵は、ケモノをこよなく愛する異色の男。プロレスの試合中突如として光に包まれ、気がつくとそこは異世界だった。彼を召喚した姫は、魔王と魔獣の討伐を命じるが、根っからのケモノ好きである源蔵にとって「魔獣退治」は許しがたい侮辱。激怒した彼はなんと姫にジャーマンスープレックスを叩き込み、城から逃げ出してしまう
源蔵のキャラクターが非常に濃く、筋の通った「ケモノ愛」が単なる変人描写にとどまらず異世界という異質な世界でも強烈な個性として輝いている。姫にジャーマンスープレックスを食らわせるという突飛な導入は、視聴者の意表を突くと同時に、彼の価値観を一瞬で理解させる強烈な演出でした。この「動物を傷つけるくらいなら人間に技をかける」精神が終始ブレず、コメディと信念の同居が見事に成立しており、さらにはケモノ系キャラたちの造形も秀逸で獣人や魔獣といった存在が単なるファンタジー要素ではなく源蔵の行動原理に直結している点が面白い。
加えて、異世界×プロレスという発想の融合もうまく表現されており、戦闘シーンがプロレス技で展開されることで独自のテンポとギャグが生まれている。(続↓


2025/5/1 09:11
7